このシリーズで扱うのは、メルマガ運用(メールアフィリエイト)ではなく、
メールレディ(サービス内メッセージのやり取りで報酬が発生するタイプ)です。
※前払い(登録料・教材費・保証金)や送金要求が出たら即停止。迷ったら188へ。
税金の話って、怖いですよね。僕も最初はそうでした。
ただ、メールレディで「税金で詰む」原因はだいたい同じです。
①“20万円ルール”を誤解する/②住民税を忘れる/③記録が残っていない。
この記事は、煽りません。
でも、最低限の線だけは押さえて、あとは淡々と“記録する人が勝つ”構造にします。
まず最初:収入と所得は別物(ここが一番の誤解)
税金は「入ってきたお金(収入)」じゃなく、基本は利益に近い概念=所得で考えます。
- 収入:振り込まれた金額(見た目の売上)
- 所得:収入 − 必要経費(仕事に必要な支出)
副業の所得は、状況によって雑所得などに該当し得ます。国税庁も「副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミー等)」を例示しています。
だからまずやることは一つ。入金と手数料を残すことです。
20万円ルールは「誰でも」じゃない(対象が決まっている)
よく見る「副業は20万円以下なら申告不要」は、ざっくり言うと年末調整済みの給与所得者向けの話です(条件あり)。
国税庁の説明でも、給与を1か所から受けていて給与収入2,000万円以下などの条件のもと、給与以外の所得が20万円以下の場合に申告不要となる趣旨が示されています。
たとえ「所得税の確定申告をしなくていい」場合でも、住民税(市民税・県民税)の申告が必要になることがあります。
自治体の案内で「20万円以下でも住民税申告が必要」と明記されている例もあります。
【判定表】僕ならこう判断する(3分で終わる)
| 質問 | YESなら | NOなら |
|---|---|---|
| 年末調整済みの給与がある?(会社員など) | 次の質問へ | 20万円ルールの前提が変わる → 税務署や自治体の案内を確認(不安なら相談) |
| 給与以外の「所得」が20万円を超えそう? | 確定申告が必要になり得る | 次の質問へ |
| 医療費控除・ふるさと納税などで確定申告する予定? | 副業所得が20万円以下でも申告が必要になり得る | 次の質問へ |
| 確定申告をしない場合でも、住民税の申告が必要な自治体? | 住民税申告を検討 | 不要の可能性もあるが、自治体の案内で最終確認 |
必要経費ってどこまで?(僕は“守り”で考える)
経費は「仕事に必要な支出」。
国税庁の副業向け説明でも、支出に私用分が混ざる場合は副業分を按分する考え方が書かれています。
メールレディで出やすい“候補”
- ✅ 通信費(仕事で使う割合分)
- ✅ 振込手数料・サービス手数料(明細に出るもの)
- ✅ 仕事用に明確に分けた備品(仕事専用なら説明しやすい)
僕が慎重にするもの
- ⚠️ 私用と混ざる支出(端末代、ネット代など)→按分の根拠を残す
- ⚠️ “なんでも経費”にしない(後で説明できないと弱い)
【保存版】記録テンプレ:これだけ残せば詰みにくい
税金対策の本体は「計算」じゃなくて記録です。
僕は、次の9項目だけ固定で残します。
| 項目 | 例 | メモ |
|---|---|---|
| 日付 | 2026/03/05 | 入金日/作業日どちらでもOK(統一) |
| サービス名 | (利用サービス名) | 複数なら分ける |
| 入金額(収入) | 10,000円 | 振込明細/履歴で確認 |
| 手数料 | 500円 | サービス明細を保存 |
| 振込手数料 | 110円 | 銀行側で発生する場合 |
| 通信費(按分) | 300円 | 割合の根拠メモを残す |
| 備品 | リングライト等 | 領収書/購入履歴 |
| 所得(概算) | 入金−経費 | 月ごとに集計でOK |
| メモ | 按分根拠/例外 | ここが“説明力” |
- 入金の銀行明細(スクショでもOK)
- サービス側の支払い履歴(ダッシュボードのスクショ)
- 手数料・経費の領収書/購入履歴(メールでもOK)
住民税で詰まないための最低ライン
ここだけ押さえれば、だいぶ安全側に寄ります。
- ✅ 所得税の確定申告をしない場合でも、住民税申告が必要な自治体がある
- ✅ 不安なら「自治体名 + 住民税 申告 副収入」で公式ページを確認する
- ✅ 確定申告をした場合、住民税の申告は不要とみなされるケースがある(自治体案内)
編集後記
税金の話は、結局「記録した人が勝つ」です。
僕はそれを“安心の保険”だと思っています。
次回(#6)はメンタル線引き。
無理せず続けるために「返信しない基準」と「休む判断」を、僕の言葉でまとめます。



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