AIで本を作れるようになって、いちばん増えたのは何か。
僕は「テーマが弱い本」だと思ってる。
文章が下手とか、構成が崩れてるとか、そういう話じゃない。
むしろAIで文章は整う。見た目は“それっぽい”。
でも売れない。
なぜか。
読者が探していないテーマを、綺麗な文章で書いているだけだから。
つまりKDPで勝つ最短ルートは、文章力より先にこれ。
✅ テーマ選び(検索意図)→カテゴリ→差別化
この記事は、その手順をテンプレ化する。
「センスがないから無理」を終わらせるために、順番で勝つ。
✅ 先に結論:売れるテーマは「検索意図×カテゴリ×空白」で決まる
僕の結論はこれ。
- 検索意図:読者は何に困っていて、どんな言葉で探す?
- カテゴリ:その悩みは、Amazon上でどこに置かれている?
- 空白:競合10冊を見た時、“足りてないもの”は何?
そして最後に、差別化はこの3種類しかない。
- ✅ 体験差分(現場の失敗談・実例)
- ✅ 構造差分(目次・順番・見せ方)
- ✅ 提供物差分(チェックリスト・テンプレ・表・例文)
AIは、これを速く回すために使う。
「AIで量産する」じゃない。「AIで検証回数を増やす」が正解。✅
① 検索意図から入る(いきなり“本のアイデア”を考えない)
テーマ選びで詰む人の典型はこれ。
- 「書きたいこと」から考える
- 「売れそうなこと」から考える(ふわっと)
- 「流行ってるらしい」から考える
それで一冊作って、売れなくて心が折れる。
順番を逆にする。
✅ “読者が探している言葉”から入る。
ステップ1:悩みを「動詞」で書く
読者は、だいたい動詞で探す。
- 例:「〜やり方」「〜手順」「〜始め方」「〜テンプレ」「〜チェックリスト」
- 例:「〜できない」「〜失敗」「〜対策」「〜原因」
まずはテーマ候補を「動詞」で10個出す。
【動詞テーマ 10本メモ】 1) 〇〇の始め方 2) 〇〇の手順 3) 〇〇のテンプレ 4) 〇〇のチェックリスト 5) 〇〇の失敗回避 6) 〇〇の比較 7) 〇〇の選び方 8) 〇〇の時短 9) 〇〇の改善 10) 〇〇の再現手順
ステップ2:Amazon検索窓で「候補語」を打ってサジェストを見る
Amazonの検索窓は、読者の“生の言葉”が出る。
ここで大事なのは「1語」じゃなく「2〜4語」の塊。
例:
- 「KDP テーマ」
- 「KDP 売れない」
- 「Kindle 出版 手順」
- 「副業 文章 テンプレ」
サジェストに出る語をメモして、候補を絞る。
② カテゴリから入る(Amazonの“棚”に合わせる)
次はカテゴリ。
なぜカテゴリが重要かというと、読者はAmazonで本を探す時、検索→カテゴリ→ランキング→レビューの順で判断するから。
つまり、テーマが良くても、カテゴリの棚がズレると埋もれる。
ステップ3:候補テーマごとに「棚(カテゴリ)」を確認
候補キーワードで検索して、上位の本を開き、カテゴリを見る。
- ✅ どの棚に置かれている?
- ✅ その棚は本当に“その悩みの棚”か?
- ✅ 似た棚が複数あるなら、どれが読者の目的に近い?
ここでやるべきは、棚を当てることじゃない。
棚の言葉(カテゴリ名)を、自分のテーマ設計に取り込むこと。
カテゴリ名は、読者が欲しい価値の“言語化”でもある。
③ 競合10冊を見る(勝つ人は、ここをサボらない)
薄い量産が死ぬ最大理由は「既視感」と「期待ズレ」。
だから競合を見る。
ここは根性論じゃない。差別化の材料を回収する作業だ。
ステップ4:競合10冊チェックの“採点表”
| 見る所 | チェック | メモの例 |
|---|---|---|
| タイトル | 強い言葉/約束は何? | 「初心者」「最短」「テンプレ」など |
| 商品説明 | 誰の悩みに刺してる? | “忙しい人向け”に寄せてる等 |
| 目次/構成 | 順番は読者の脳に合ってる? | 結論→手順→例 がある/ない |
| レビュー | 褒められ点/不満点は? | 「具体が少ない」「誤字が多い」など |
| 中身の厚み | テンプレ/例/表がある? | 提供物が1個もない本は薄い |
ここで集めるのは「正解」じゃない。
空白(足りてないもの)だ。
④ 空白を見つける(売れるテーマ=“足りないもの”を埋める)
空白は、だいたいこの3パターンで見つかる。
空白A:手順がない(抽象論ばかり)
多い。特にAI本はこれ。
だから、あなたが出すべき差分は「手順テンプレ」になる。
空白B:失敗談がない(綺麗事だけ)
AIは成功談を書きがち。
でも読者が欲しいのは、失敗の回避。
差分は「落とし穴→救済」になる。
空白C:対象が広すぎる(誰向けか分からない)
“初心者向け”と言いながら、実は中級者向けだったりする。
ここを対象1人に絞るだけで勝てることがある。
空白が見つかったら、差別化はこう決める。
⑤ 差別化の作り方(体験・構造・提供物のどれか1つで勝てる)
差別化① 体験差分
あなたが実際にやって困ったこと、失敗したこと、直したこと。
これが入るだけでAI臭さが消える。
差別化② 構造差分
勝つ本は「順番」がいい。
- ✅ 結論(迷い止め)
- ✅ 判断表(線引き)
- ✅ 手順(やること)
- ✅ 例(そのまま使える)
- ✅ 地雷(失敗回避)
この順番にするだけで“読者が最後まで読みやすい”になる。
差別化③ 提供物差分(最強)
KDPで最強なのは、読み終えた後に残るもの。
- ✅ チェックリスト
- ✅ テンプレ
- ✅ 例文
- ✅ 比較表
提供物がある=薄くならない。
これは #03(薄い量産が死ぬ理由)と直結する。
⑥ 目次を作る(目次=商品そのもの)
KDPでは、目次は“骨格”。
AIを使うなら、本文より先に目次を作って、何度も直すのが強い。
ステップ5:目次テンプレ(コピペ用)
【目次テンプレ(鉄板)】 第1章:結論(最短ルート) 第2章:判断表(やる/やらないの線引き) 第3章:準備(必要なもの・やらないこと) 第4章:手順(1→2→3) 第5章:例(そのまま使えるテンプレ) 第6章:地雷(失敗パターンと救済) 第7章:改善(レビュー/反応で育てる)
これを、あなたの空白に合わせて微調整する。
⑦ AIの使い方(テーマ選びで勝つ人の使い方)
AIは便利だけど、テーマ選びで勝てない人は使い方が逆になる。
NG:AIに「売れるテーマ教えて」と丸投げ
→ それっぽい一般論が返ってくる(薄い量産の入口)
OK:人間が“材料”を集め、AIで“整理”する
- ✅ 競合10冊のタイトルを並べて「共通点」と「空白」を抽出させる
- ✅ レビューの不満点をまとめて「改善案」を出させる
- ✅ 目次案を3パターン作らせて、良い所を合体する
つまりAIは意思決定の補助。
意思決定は人間がやる。
✅ 保存版:テーマ選定チェックリスト(これで外さない)
A)検索意図チェック
- ✅ 読者の悩みを動詞で書けているか?
- ✅ Amazon検索サジェストの語を拾ったか?
- ✅ 2〜4語の塊でテーマを定義できているか?
B)カテゴリチェック
- ✅ 上位本のカテゴリ(棚)を確認したか?
- ✅ その棚は読者の目的に合っているか?
C)競合10冊チェック
- ✅ タイトル/説明/目次/レビューを見たか?
- ✅ “不満点(空白)”を3つ以上メモしたか?
D)差別化チェック
- ✅ 体験・構造・提供物のどれで勝つか決めたか?
- ✅ 目次に“提供物(テンプレ/表)”が入っているか?
E)薄い量産回避(品質ゲート)
- ✅ 一般論だけで終わっていないか?(具体例が最低3つ)
- ✅ 期待ズレを起こす煽り文がないか?
- ✅ 同じ意味の繰り返しを統合したか?
⑧ 次に読む記事(シリーズ導線)
- ✅ #01 3ルート比較(KDP/グッズ/商品説明)
- ✅ #02 KDP:AI生成は申告必須チェックリスト
- ✅ #03 薄い量産が死ぬ理由(レビュー/重複/品質)
- ✅ #05 AI画像の地雷と安全運用
- ✅ #08 月10万円の現実(作業量×当たり率×単価)
編集後記
テーマ選びって、センスの話に見える。
でも僕は、順番の話だと思ってる。
検索意図→カテゴリ→競合→空白→差別化。
この順番でやると、迷いが消える。
次は #05(AI画像の地雷)か、#06(Merch)。
ボスの方針次第で、守りを先に固めるか、実務へ進むか決めよう。✅



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